誰も教えてくれない「化粧品の真実」
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
鎌田 聖菜です。
選ぶ「モノ」も全て自分の内面の「鏡」!!
特にスキンケアや日用品、メイク用品は常に
自分の体に吸収されるからこそ、
”自分を労われるアイテム”を使いたいもの。
最近、「鏡学」強化に向けて、
再度、化粧品や予防医学の勉強をし直しています。
そこで、ちょこちょこと昔の美容業界にいた時の古い記憶を呼び起こしているのですが、
改めて知識を見直してみると、
「まぁ、いっか!」
と思っていたちょっとした油断にかなりのリスクが伴うことを思い知らされました。
今日はそんなお話をシェアさせて頂きます!
「無添加」とはそもそも”メーカー側が作り出した造語”である
先日、改めて受講した化粧品の勉強会の中でこの事実を突きつけられて、
「どんな化粧品を使うのかは、自分に対する誠実さの鏡」と改めて確信しました。
あなたは、
「無添加」という言葉が、
”メーカー側”が創り出した造語であること、ご存知ですか?
私たちが化粧品を選ぶ際に注目しがちな”有効成分”よりも、
実は、どんな”化学薬品”が入っているかに注目し、
それらの「安全性」を見極める知識が非常に重要なのです。
あなたは、どんな基準で
スキンケアや化粧品、日用品を選んでいるでしょうか?
「ハイブランドだから。」
「母がずっと使ってたから。」
「憧れの女優さんがCMしてるから。」
「「無添加」と書いてるから。」
そういった理由であれば、今一度考えてみて欲しいのです。
「無添加」の落とし穴
現に日本には約4000種類の添加物があると言われています。
その中でも、”国が定めた危険な添加物”を使わないものを「無添加」と呼びます。
ですが、
実をいうと、
この「無添加」という言葉は
化粧品メーカーや食品メーカーの「造語」であり、
日本の場合、
国が危険と認めた添加物、
474種類(令和4年10/26改正段階)を除けば、「無添加」と呼べます!
(他にもたくさん危険なものはあるのに!なんてこった!)
一見、
「国が定めている危険な添加物を除いてるなら安心じゃん!」
と思いがちですが、ここが大きな落とし穴!!
実は、世界の基準と比べてみると、
日本は恐ろしいほど、この安全性の基準が低いのです。
その”使ってはいけない危険な添加物”において、
アメリカは800種類
ヨーロッパは2000種類ほどあるのに対し、
日本は103種類のみ。
つまり、
日本の「安全神話」は、
食品、日用品においての業界では、とうの昔に崩れ去っているのです。
悲しいかな、
日本の食・化粧品の安全性は全世界のワースト3に入ると言われています。
「日本産」と言われている原料を使った加工食品でも、
その原料自体は海外で作られ、タンクに入れられて日本に運ばれます。
そして、
日本でパッケージに詰めることで「日本産」と言えてしまうのです。
ということは、、、
私たちがスーパーで手に取る食品や日用品においても、
「国産!」「無添加!!」と謳ってはいても、
本当にそれが国産で、
安全性が確保されているものかどうかはかなり疑わしいということになります。
だからこそ、
日用品や化粧品を選ぶときは、
何が入っているか?よりも、何が入っていないかを基準に選ぶことが重要です。
それには、
効果・値段・安全性を見極める知識を養うことが必要になってきます。
もちろん、
日本は治安も良く、綺麗好きで、
車や電子機器、おもてなしなどのサービス精神が高いのも事実です。
ですが、そこから派生した「日本のものは安全だ!」
という思い込みが
食品や日用品、化粧品からの健康・美容被害にも影響を与えていることを、
私たちは知っておかなければなりません。
もちろん、
そんなことばかり気にしていては生活できませんが、
ひとりひとりが少しでも気にかけるだけで
美肌やダイエットにもつながり、
何よりも自分の健康、地球環境保全にも繋がっていくのです。
無知は貧乏と病気を作る。
だからこそ、
しっかりとした選択をできる知識を持ちたいものですよね。
何が「入っている」かよりも、何が「入っていない」か。
私たちが自分の健康と美を守るためにもっとも大切なことは、
その商品が
「自分を本当に労われるものなのか?」
ということです。
それには、
「何が”入っている”のかよりも、何が”入っていないのか”」を考える必要があります。
きっと、意識の高い方であれば、
食料品や調味料などに含まれる「添加物」は気にされているかもしれません。
その時、商品のパッケージ裏を見て
「何が入っていないか?」を確認しますよね^^
例えば、
「アミノ酸系の旨味成分や保存料、着色料などは添加されていないか」
と、注意深く見るはずです。
ですが、
肌に直接触れるスキンケアをはじめ、
シャンプー、リンス、洗濯・食器洗剤などの日用品は
あまりそういった確認をせずに
ドラッグストアで安く買えるものを選んでしまいがち。
でもその前に、もう一度、ご自身に問うてみて欲しいのです。
「そのスキンケア、メイク用品、日用品は本当に安全ですか?」
「本当に効果はありますか?」
「本当にその価格に見合うものですか?」
知識がなければ選ぶことすらできない怖さもあります。
化粧品の価格はどうやって決まるの?
実は私、10年ほど前に
化粧品会社のメーカーに勤めていたことがありました。
そこで明かされた衝撃の事実を知り、
怖くなって会社を辞めてしまったこともあります。(ひえ〜!笑)
その衝撃の事実とは、
「市販されている化粧品の原価」についてです。
例えば、あなたが使っている
お気に入りの3000円の口紅があるとします。
この口紅(バルク)の部分の原価は、
いくらになるかご存じでしょうか。
きっと、
普通に想像すると、なんとなく「○百円くらい」かな?
と思われますよね。
よく、飲食でワインなどを販売する際に、
原価の3倍と計算することが多いと言われます。
その考えでいけば、
口紅自体の原価は容器も含め1000円くらいだという予想になります。
ですが・・・
ごめんなさい!!(苦笑)
実は
そのバルク(口紅の部分)の原価は6~8円に満たないことがほとんどなのです!!
(大手メーカーでは大量生産されるため○銭の世界になります)
それに加え、容器代が約500~800円。
ということは、
口紅自体の値段はもはや、ほとんど価格に含まれていない!!
それほどまでに安価な原料で作られたものを日々使っているとしたら、
私たちの体に吸収される化粧品は、
果たして「安全なもの」といえるのでしょうか?
もちろん、これは口紅に限ったお話ではありません。
先ほどお話しした、
市販で特売されている、
ファンデーションも日焼け止めも、シャンプー・リンスも、
食器洗剤もすべてがこれほどまでの安価な原料で作られているのです。
安価な日用品には
それだけの理由(安い原料)があることもぜひ、覚えておいてほしいでのす。
特に、女性は口紅を塗ったまま飲食をすることが多いので、
口紅の「3本に1本は経口摂取で体内に入ってしまっている」と言われています。
こんな原価の口紅を普通に食物と一緒に食べてしまっていると思うと、
一体、健康や美容にどんな影響があるのか想像もしたくありませんね・・・(怖)
いまだから言えるのですが、
私が過去に勤めていた化粧品メーカーの
12,500円の美容クリームの原価は、容器代含め500円でした(汗)
こんなことは、
誰も教えてくれませんが、れっきとした事実・・・。
もしいま、
あなたがお肌のトラブルに悩んでいるのであれば、
毎日使っている化粧品や日用品が原因ということも考えられます。
安全なものをしっかりと吟味し、選択して
自分や周りの人に使ってあげることは、
自分や周りをいかに大切に扱っているかという
「行動の鏡」になります。
健康を害してから、「知らなかった」では済まされません。
もちろん、それに納得して使う分には、それもあなたの選択です^^
大切なのは「知った上で何を選択するか」ということ。
ぜひ、
あなた自身が納得して使えるものを
しっかりと選べる知識を自ら身につけ頂きたいと思います^^
化粧品に含まれる「有効成分」って、お肌に良いんじゃないの?
では、どうしたらその「知識」が身に付くのでしょうか?
化粧品、特にスキンケアなどは全て
「水+油+界面活性剤+助剤」で作られています。
この水や油の量によって、
化粧水や乳液、クリームなどのテクスチャーが決まってきます。
私たちが広告などで一番、
惹かれがちな「有効成分」は、
(コラーゲン!とかアスタキサンチン!など良さそうなイメージがするもの)
実は「助剤」にあたり、含有量は全体の「0.1~1%未満」と言われています。
もっと言ってしまえば、
添加物もこの「助剤」に当たり、
添加物含有量の方が、有効成分よりも明らかに多い比率で配合されていることがほとんどです。
(市販の「無添加」と表記があるようなものでさえも!)
ということは、
私たちがスキンケアを選ぶ際に、
本当に「有効成分」にフォーカスして選ぶことは、正しいことなのでしょうか?
市販のスキンケアやファンデーションなどで使われている
「界面活性剤」とは、石油系で合成されたものが多く、
これは、産業廃棄物である、「石油」を溶かして作ったもの。
これを使うと、
油の力で保湿され、簡単に油と水が混ざってコスパもいいため、
化粧品製造に都合が良い!ということで、長年使われてきました。
ですが、想像してみてください。
もともと廃油になるものをスキンケアや化粧品として
毎朝、毎晩、自分の顔や体に塗りたくっているのです!
そりゃぁ、有効成分を0.1~1%入れただけでは、
お肌に浸透するどころか、
この界面活性剤に美も健康もやられ続けるだけ。(涙)
一部ですが、
特に怖いものをご紹介しておきます。
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸アンモニウム
・ラウレス硫酸アンモニウム
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
・トリエタノールアミン
・スルホン酸Na
・キシレンスルホン酸アンモニウム
・パレスー3硫酸Na
・パレスー3硫酸アンモニウム
家にあるスキンケアや日用品に、
これらが含まれていないか、ぜひチェックしてみてください!
また、
この石油系界面活性剤の怖い面は、
皮膚に浸透し、細胞膜も突き抜け、DNAにまで影響を及ぼすこと。
特に、お子さんには気をつけたいものですね!!
(※ベビーオイルなどに含まれる「ミネラルオイル」と書かれているものも、
「鉱物油」なので、アレルギーなどを引き起こす可能性のあります。)
スキンケアの正しい選び方
では、何を使えば良いのか?
ここが一番、不安になるところですよね。
でも、ご安心ください。
世の中には
「界面活性剤」を使わなくとも、
「技術」で油と水を混ぜられるような、
完全オーガニックの安心して使える商品ももちろんあります。
ということで、
化粧品(スキンケア)や日用品を選ぶ際には、
ぜひ、下記の8つをチェックしてみてください!
1・何が入っているのかよりも、何が入っていないのか
2・石油系界面活性剤を使っていないか
3・香料のないものを選ぶ(ケミカルか天然のものかを見極める)
4・鉱物油(ミネラルオイル)を使用していないか
5・弱酸性のもの
(お肌に近いPhのこと。この謳い文句で売り出しているメーカーもありますが、
その他の添加剤が満載なのでお気をつけください!)
6・動物実験を行なっていないもの
(薬ではないのに、動物実験をしなければいけないのはなぜかを考えてみましょう。
化学薬品で原価を安く収えるため、その化学薬品が使った後に人体にすぐ害を及ぼさないかを調べるために動物を使って実験をしています。結果、短期間では分からずとも、長期的に使えば確実に病気の原因になります)
7・安全性の確証が取れているものを選ぶ
8・商材のイメージではなく、中身で選ぶ
こういった、
体に良いものを選択できる価値観を学ぶことは、
「自分に優しくなる」ということ!
あなたは、自分、そして自分の大切な人を
”大切にするための知識”を身に付けていますか?
ぜひ、この8つの基準を念頭において、
ご自身、そして大切な人の美と健康を守っていってくださいね^^
スキンケアやお肌などの具体的なご相談は、
ミラーカラー診断などでもご相談いただけます♡
もちろん、
私が使っているスキンケアや日用品に関する
簡単なご質問は、こちらまでお問い合わせいただけましたら
可能な限りお答えいたします♪
この情報が少しでもあなたのお役に立ちましたら幸いです!
鏡学カウンセラー
鎌田 聖菜