鎌田 聖菜 公式Blog

今日もお読みいただき、
ありがとうございます。

鎌田 聖菜です。

水鏡とは?

 

子どもの頃、
雨上りの道路に出来た水たまりをのぞき込み、
自分の姿を映して遊んだ記憶のある方も多いのではないでしょうか?

幼い頃は私も鏡を見るよりも、
水たまりや川の水面に映って
ゆらゆらと揺れている自分の姿をのぞき込むのが好きでした。

水面に映る自分は透き通っていて、
日の光に反射してキラキラと輝き、
まるで魔法を使って透明人間にでもなったかのように思えたのです。

「鏡の世界に行ったらこんな感じなのかしら?」

おとぎ話が大好きだったということもあり、
水面を鏡に見立ててその奥の世界を想像してドキドキしながら
そっと水たまりに足を入れた時の高揚感は今でも心に残っています。

水は私たちの身体にとっても、
なくてはならないものであり、
内側の自分を磨くのにも必要不可欠なものです。

憧れのあのモデルさん達も
1日に何リットルもお水を飲むという話はよく耳にしますよね。

上質の水をたくさん摂る事で、
細胞が活性化し、血もサラサラになります。

身体の中の不要なものを外に排出して体をデトックスし、
クリーンな状態を保つ事で健康体へと導いてくれる。

 

それがお水の力!!

しかし、水の役割はそれだけではないと私は考えています。

江本勝さんのご本「水は答えを知っている」(サンマーク出版)
では、優しい言葉をかけた水の結晶と汚い言葉をかけた結晶では
こんなにも結晶の形が変わったという実験結果が出ています。


(※画像はお借りしています)

人間の体内は約60~70%が水で出来ています。

ということは、
その体内の水分に対して正しい「言葉」をかければ、
身体だけでなく、自分の内側、「心」も綺麗にデトックスしてくれるのです。

あなたはご自身に優しい言葉、かけていますか?

「今日も頑張ったね!」
「今日もありがとう!」
「また明日も楽しい1日にしようね!」

と、ぜひお水を飲む時に鏡を見ながら、
自分に声がけをしてみてください^^

水鏡はトラウマをデトックスする!

そしてもう1つ。

「水鏡」とは、「鏡」の根源でもあり、
子どもの頃を思い出して自分の内側を
「水鏡」に映すという”トラウマのデトックス”をすること可能なのです!

鏡の起源は人類と同じくらい古く、
最古の鏡は水面に自分の姿を映したところから始まったとされています。

それは「水鏡」と呼ばれ、
水がありのままに物の姿を映すように、
物事をよく観察し、その本質を見抜くように、
自分の内側を映し出すと言われています。

外的要因のストレスが多い社会で生きる現代人だからこそ、
「最近、なんか疲れている気がする」と感じるときは、
雨上りに出来た水たまりに、
子どもの頃、自分の夢や憧れを映し出してのぞき込んだその”真情”で、
今こそ疲れた心を癒し、忘れかけている希望を取り戻すタイミングなのです。

 

これには、何か特別な事をする必要はありません。

 

ただ想像するだけでいいのです。

 

ぜひ、
お風呂に入った時、お湯で身体が温まり、
浮力で身体が軽くなるのを感じながら深呼吸して、
ただボーっと頭に浮かぶ雑念を聞き流してみてください。

 

「こんな小言を上司から言われた」
「あんな嫌味、言わなくてもいいのに」
「一生懸命やっているのにどうして報われないんだろう」

 

頭の中をグルグルと回る全ての雑念を吐き切ったところで、
お風呂の水面に映る自分を眺めて、
そこに映る自分がどんな姿になったら
一番ワクワクする人生を過ごせるかを想像してみます。

●明日のプレゼンが上手く行き、大きな契約を取った自分。
●ハワイに移住している自分。
●素敵な旦那様と共に可愛い子どもを育てている自分・・・

 

水面に映る自分には限界はありません。

 

ゆらゆらと揺れる半透明な自分は、
カメレオンのように何色にでも変われますし、何にでも変身できます。

 

どんな自分になる事も可能なのです。

 

そこに「無理だろう」とか「想像なんて出来ない」「バカみたい」などというマイナスの考えは禁物です。

 

人間の世界は想像力でここまで発展してきました。

鉄の塊が空を飛び、今やほとんどの人が小型のパソコンを携帯し、見えない電波で世界中と繋がっています。

あなたの可能性は、その水面に映った半透明の自分と同じく無限大なのです。

大切なのはそれを「創造」できるかどうか。

 

理想の自分を水面上に創り出し、
そのイメージを自分の体内の水鏡にも映すことが出来るかなのです。

 

その理想は決して妥協してはいけません。
私が小さい頃、自分の水鏡に映していた理想の姿は「魔法使い」でした。

 

・・・そうです。

 

今あなたがふと苦笑い(?)をしたように、
当時よく遊んでいた近所の女の子にも、初めて私の理想を打ち明けた時、
「魔法使いになんかなれっこない!バカじゃないの!?」
と、からかわれました。

 

それでも私は、
小学校を卒業するまで、いずれ私には魔法の力が宿ると本気で信じていました。

 

魔法の力が宿っていそうな石がついたアクセサリーや
道端で拾ったガラス玉などを集めて、
いつ妖精が出て来て私に魔法の力をくれるか夜な夜な眺めていたくらいです。
(今考えるとちょっと危ない子ですが。(笑))

 

なぜなら、その頃の私の中の水鏡には、それ以外の姿が映らなかったのです。

 

とは言っても現実世界に生きる身として、
中学に入り
「どうやら今の私には魔法が使えないらしい」と気付いた私は、
そこから夢の世界により近いところで生きる事を心に決め、お芝居を始めました。

なぜ、夢の世界からお芝居へと繋がったのかは自分でもよく分かりません。

ですが、エンターテイメントの世界で
自分ではない他の誰かの人生を生きる事で、
いずれ魔法使いの人生も「役」として体験できるかもしれないと考えたのだと思います。

 

そして、
大学に進学してエンターテイメントの世界で仕事をしようと思った時、
私はそこで「女優」という次の理想の姿を水鏡に映し始めていました。

 

抱く夢や理想は、くだらなければくだらないほど良い。

不可能そうだったら不可能そうなほど良い。

大きければ大きいほど良い。

 

私はそう思います。

​​​​​​​
妥協することなく、
最高の理想の自分を水鏡に映し出して自分がそうなれる事を心から信じるのです。

その理想がくだらなければ、
くだらない分だけ、人にワクワク感や挑戦する勇気を与えられる機会が増えます。

 

その理想が不可能そうであれば、
不可能な分だけ、それをどのように可能にするかの道筋や戦略、方略を逆算して創造する力が付きます。

 

その理想が大きければ、大きい分だけ、想いの強さを表現する力が芽生えるのです。

 

私は小さい頃から自分の理想の姿を水鏡に映したまま大人になりました。

 

もちろん、その時々で水鏡に映る理想の姿は変わります。

 

実際に、女優の姿を映したあとは、
心理カウンセラー、美容家の姿を映し、
いまこの「鏡学」というものから「鎌田 聖菜」自身を映し出しています。

 

どんな人にも必ず、その時々のタイミングで「これ!」と心が高鳴るその時々の理想の姿があります。

 

それを素直に認めて自分の中の水鏡に映すだけでいいのです。

 

それだけで、自然にその理想に近づくために今自分がやるべきことが自ずと分かってきます。

もちろん、今でも
私の水鏡の片隅で揺らめいている理想の「魔法使い」は、ずっと私の中でこう囁いています。

 

「世界中の人々を一瞬で笑顔にする魔法の呪文を早く唱えて!」

 

まだ私は魔法使いにこそなれてはいませんが(笑)、
今の私は魔法使いの如く、
「こうしたい!こうなりたい!」と想えば想うほど、
次々と素晴らしい方々に出逢い、奇跡としか思えないほどの体験をさせて頂いています。

この調子で行けば、私がおばあちゃんになる頃には
本物の(もはや)魔女になって
一瞬で笑顔を咲かせる魔法の呪文を唱えられるのではと、本気で思い始めています。

(いや、むしろ、周りからは
「聖菜ちゃんはすでに魔法使いだからね」と
本気で言われているくらいですから。笑)

決して私のように突飛な理想の姿を映し出す必要はありません。(笑)

どんな理想でも、
毎朝、鏡に映るあなたの姿と
あなたの水鏡に映る理想の姿がぴったりと一致するように、
鏡と水鏡を見比べて、理想の姿に近づくための近道を
水鏡に映るご自身と相談して見付けて行ってくださいね^^

 

 

関連記事一覧