「フロー体験」でいまの仕事を好きになる7つの方法
今日もお読みいただき、
ありがとうございます!
鎌田聖菜です。
子どものころ、
友達と遊ぶのに熱中して、
気がつけば日が暮れてしまい、
家に帰るのが遅くなってお母さんに怒られた。
こんな経験、ありませんか。
このように、
自分の「心理的エネルギー」が、
100%、今取り組んでいる対象に
注がれている状態のことを
「フロー状態」といいます。
これは、
アメリカの心理学者の
ミハエル・チクセントミハイが提唱しました。
彼は、
「幸福度」についての
心理学の研究を行う中で、
作曲家に注目しました。
この作曲家たちは作曲に夢中になるあまり、
一種のトランス状態のように見え、
時間感覚もなければ自意識すら
消え去っていたと言います。
他にも、
同様の状態になる
画家、登山家、スポーツ選手
といった人々を
観察したミハイは、
このような状態になることが
人生に深く満足する
深く生きている感覚を
その人へもたらしていることに気づいたのです。
もちろん、
子どもや
このような
特殊な職業の人だけが
フロー状態を体験できるわけではなく、
日常的な仕事をしている人であっても、
フロー状態で仕事や勉強に没頭することもできます。
2004年、
ミハエル氏が
TED(※)でプレゼンした
フロー状態をもたらす要素は以下の7つです。
(※TED:広げる価値のある世界中のアイデアを伝えるプレゼンテーション)
1.その作業に完全に入り込み集中している。
2.忘我の感覚。いつもの日常の外にいる感じ。
3.あたまの中はクリア。何をすべきか、自分はいかにうまくやっているかわかっている。
4.その作業を自分ができること、自分にはタスクを完了するスキルがあることをを知っている。
5.平静な気持ち。何の心配もなく自己の境界を越えて成長している感覚。
6.完全に今に集中していて時間の感覚がない。数時間が数分に感じられる。
7.それをやっていること自体が楽しく、モチベーションはそこから来る。
これを読んで、
「こんなに!?」と思われたあなた、
ご安心ください。
フロー状態になるためには、
以上の7要素全てが
揃わないといけない、
ということではありません。
この中のいくつかが揃うことで、
結果的にフロー状態に入ることができます。
フロー状態が人生にもたらす喜び。
それは、
これまで何度も
無意識のうちに
認識されていたであろう
“自分の世界に還る、喜び”です。
このフロー状態を習得すれば、
ルーティンで退屈だと
思われている仕事や勉強が、
実は
楽しく実りある素晴らしいものだと
感じられるようになるかもしれませんよ。
ぜひ、試してみてくださいね。